くまの食堂のお昼ごはん 1,200円
- ミニデザート付
- デザート無しの場合:1,000円
- 飲み物 各200円〜
くまの食堂のお昼ごはんのメニューは、おまかせの1種類のみ。
野菜のおかずと汁物、それとごはん。
季節の野菜を中心に、その時手に入る様々な種類の野菜を使った気まぐれなメニューです。
お肉、お魚、卵、乳製品は使っていません。
味付けは主に、塩、醤油、味噌。
他にお酢、香菜(しょうが、にんにくなど)や、ハーブも少々。
油も使いますが、ごま油を香りづけに少量使うなど、極力控えています。
ミニデザート以外の料理には、砂糖や甘味料は殆ど使いません。
デザートに使う場合は、メープルシロップや、きび砂糖など自然なものを。
家族の健康を願いながら、毎日自宅で作っている『おうちごはん』が、くまの食堂のお昼ごはんです。
今、多くの人は、ちまたに溢れるいろんな食べ物に囲まれた暮らしの中で、『何を食べてもいい』と思っているように感じます。
でも私たちは、自然界の中で生かされている他の動物たちと何ら変わりはありません。
自然の法則を無視して、人間だけが何を食べても健康でいられるという保障はありません。
19世紀の初めにアメリカの医師たちによって学問的に統計づけられた『生命の法則』に従って生きることの重要性を説く『ナチュラルハイジーン』という健康理論では、次のようなことが言われています。
私たち人間は、健康であることがノーマルであり、
身体が必要とする条件さえ与えていれば、健康は保たれる。健康とは、健康に必要な要素を身体に与えるという、
自らの責任で行う健康的な生活の結果である。
くまの食堂では、
私たちのからだを健康に保つために必要な栄養素を豊富に含む野菜や果物を、
- 生で美味しく食べられる物は生で、
- 加熱する場合も皮は剥かず、アクも抜かず、煮汁もこぼさず、
野菜の栄養や旨味を極力キープする、重ね煮調理法で作っています。
娘のアトピー性皮膚炎を、薬に頼らず根治させたいと思ったとき、食事の改善が必須でした。
野菜中心でも家族が我慢せず、美味しく食べるにはどうしたらいいのか?
そう考えていた時に出合ったのが、梅崎和子先生と『いんやん倶楽部』の重ね煮調理法です。
重ね煮は食材を鍋に『陰』から『陽』の順に、重ねていきます。
簡単に言うと、
- 『陰』の野菜は、主に土から上に、空に向かって伸びていきます。
- 『陽』の野菜は、主に土の下にでき、地球の中心に向かって伸びていきます。
お鍋の中で『陰』の野菜は上に向かい、『陽』の野菜は下に向かってエネルギーや旨みが出て、鍋の中で混ざり合い、だしを入れなくても少量のシンプルな調味料でも、美味しく仕上がります。
重ね煮調理法ならではの様々な野菜料理を、くまの食堂で気軽にお召し上がりください。
※重ね煮に関する解釈は、くまの食堂店主の個人的なものです。